【考察】自分の血糖値が上がる仕組み
2016/05/12
今日と前回、それと先日の団子を食べたときの事で何となくわかって来た事があります。
前回は60分後くらいまではなんとかなっていたのですが、その後血糖値が上がってしまい、90〜120分後がピークになって、食後4時間〜4時間半で反応性低血糖に。
今回はある程度抑えつつもやはり60分後を過ぎた辺りから再上昇して、結果的に90〜120分後がピークでその後下がり始め、やはり食後4時間で若干低血糖になりました。
ただ、団子を食べた時は血糖値が上がらず、低血糖の症状も出ませんでした。
初回は食前10分にサラシア茶を1包飲んだきり、2回目は食前10分、食後30分〜60分の間にもう1包飲みました。
団子を食べた時は、2包分をペットボトルに入れ、食前20分くらい前に半分飲んで、食後15分〜食後30分の間に残りを飲んでいました。
そもそも管理人の血糖値は60分がピークで、大概は食後30分から上がり始めます。
通常であれば食後30分から上がり始めても、第2相のインスリン分泌が始まって抑えるはずなので、管理人の第2相は遅れているか、少ないか、だと思われます。
今回の実験では、サラシア茶が糖質の吸収を遅れさせている事は事実です。
そして、ゆっくり吸収されている間に、本来であれば第2相のインスリン分泌が始まって調整されるべきところが、第2相の反応が鈍いため、徐々に血糖値が上がって行くため、さらに反応が遅れて90分〜120分後にようやく分泌が追いついて来たといったところでしょうか。
ここまでは今回と前回はほぼ同様だと思いますが、前回は追加のサラシア茶を飲んでいなかったので、サラシア茶の阻害作用が弱まって血糖値が一気に上がってしまい、第2相の分泌が追いつかず、遅れて反応した後、逆に血糖値が下がり過ぎてしまったと思われます。
今回は追加のサラシア茶を飲んでいたため、阻害する時間が伸びたのと、そもそも摂取糖質量が2/3だったので、阻害効果が切れる頃にはそれほど小腸に糖質が残っていなかったため、血糖値の上昇もある程度に収まって、結果、反応性低血糖もほとんど起きなかった、という推論が出来ると思います。
と言う事は、管理人のインスリン分泌と血糖値の関係は、概ね以下のようになっているのではないか、と思われます。
- 第1相のインスリン分泌は一応出ている(検査値通り、若干少なめ)
- 痩せた事でインスリン抵抗性は下がっているので、平常時は正常範囲内に収まっている
- 第2相のインスリン分泌は、反応が鈍くなっているが、一応それなりに出る
- そのため、糖質を摂ると、血糖値が上がってしばらくしてから、インスリン分泌が始まる
- 結果的に食後高血糖となる
- 食後高血糖の後、反応性低血糖が起きる場合がある
- 反応性低血糖が起きるのは、食前のグリコーゲン貯蔵量と、食事時の糖質摂取量にによって左右される
前回と今回、反応性低血糖が起きたもしくは起きそうになったのは、普段糖質制限をしているためグリコーゲンの貯蔵量が少なく、食後高血糖に遅れて分泌されたインスリンによって血糖値が下がって、それに対して今度は血糖値を維持するために糖新生を促すホルモン(アドレナリンやグルカゴン、コルチゾールなど)が出るが、グリコーゲン貯蔵量が少ないため、糖新生が追いつかず、低血糖になる、ということが考えられます。
団子のときに起きなかった理由は、その前の食事がその3時間ほど前で、なおかつ若干糖質も摂っていた(アジフライでした)のと、そもそも団子2串分の糖質が今回同様の40gくらいであったことと、サラシア茶の飲むタイミングが早め早めだったためではないか、と思われます。
・・・と、まあ素人の勝手な憶測ですから、実際はどうだかわかりません。;^_^A
ただ、サラシア茶は確かに糖質の吸収を控えめにしてくれるのは事実のようですから、これを上手く活用すれば、血糖値を上げすぎる事無く、ある程度の糖質を食事の際に摂取する事が出来るようになると思います。
そうすることで、どうしても、という外食の時に、血糖値のことをあまり気にせず食事する事が出来るようになると思っています。
この記事が少しでもお役に立ちましたら、クリックしていただけると嬉しいです。 応援よろしくお願いしま〜す。


糖尿病 ブログランキングへ