トウシツセイゲニストノキモチ

主に糖質制限と糖尿病に関する話題を中心に、日々の記録と見つけたものや気になった記事、話題を綴っています。

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果糖は毒、なの?

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      2018/09/25

ちょっと前の夏井先生の記事です。

 

果糖について「強力な組織毒性を持つ」と仰られてます。

 

 

この「毒性」ですが、その直前に書かれている「果糖は還元性が極めて強い物質」であるから、という意味だと思いますが、ではこの「還元性」ってなんだろうか、・・・

 

「還元性」とは「対象物質を還元する性質」のことで、つまり「自身が酸化することによって相手を還元する」、という性質のことを言うのだそうです。

 

「酸化」と「還元」は同時に起こる現象なので、方や「還元され」たらもう一方は「酸化され」るわけですね。

 

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さて、では「果糖は還元性が極めて高い物質」であるというのは、どのくらい「高い」のでしょうか?

 

Wikipediaによると、

フルクトースは、グルコースに比べ開環率が高く(約10倍も糖化反応に使われやすいため[10])、生体への毒性はグルコースよりも遥かに高い。この毒性を早く消す目的で、肝臓はグルコースよりもフルクトースを優先的に処理する[20]

(ウィキペディア「フルクトース」より抜粋)

 

この「10倍」というのは毒性そのものを指しているわけではないようですが、科学技術振興機構(J-Stage)の資料からたまたま見つけたものには、「グルコースの300倍の開環率」とありました。

 

フルクトースとグリケーション

グリケーションは糖が開環状態の時にのみ引き起こされる。

糖はが水溶液中で開環する率は糖により大きく異なる。

フルクトースの開環率はグルコースの約300倍であり、生体内において極めて高い糖化能を発揮することが予想される。

特集 グリケーション―食品から臨床へ「フルクトース毒性」より抜粋

 

ちなみに「グリケーション」とは「糖化反応」のことで、「開環」というのは水溶液中で環状構造をもつ物質の一部が開いて他の物質と結合しやすくなる状態のことだそうです。

 

というわけで、「ブドウ糖」よりも遥かに「果糖」の方が「開環率」が高いということがわかりました。

 

そしてそれは取りも直さず「還元性が強い」ということであり、つまり「相手を酸化しやすい」物質であるということ、すなわち「毒性が強い」と言われる所以であると言えます。

 

故に。

 

人間の体は「果糖」に対して「特別なルート」で「速やかに代謝」するようになっているわけです。

 

だいぶ前に少し触れたと思いますが、その当時と管理人の見解は特に変わらず、「糖質であることに変わりはない」と言う認識です。

 

「果糖だから太らない」、でもないし、「果糖は危険」と言い切るほどでもないです。

 

ただ、「摂りすぎ」はよろしくないという点ははっきりしています。

 

でも1つだけ気づいた、というか、夏井先生の記事見て「あ、そうか」と思った点が。

 

アルコールも同様に「特別なルート」で「速やかに代謝」される物質です。

 

もちろん、果糖とは代謝のされ方は違いがありますが。

 

つまり、「果糖」と「アルコール」は、どちらも「人体」にとって「同等の物質」なんでしょうね。

 

どちらも飲み過ぎ、食べ過ぎには十分ご注意ください。

 


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