シン・トウシツセイゲニストノキモチ

主に糖質制限と糖尿病に関する話題を中心に、日々の記録と見つけたものや気になった記事、話題を綴っています。

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人口甘味料を含む清涼飲料水は本当に太らないのか?

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今年の事ですが、ペプシコがダイエットコーラ飲料にアスパルテームを使わうのをやめると発表し、ついに8月からアメリカで販売を開始するとの事。

先ほどPepsiCo,IncのHPのプレスリリースを見てきたのですが、8月10日にアメリカでサンプルを配布始めたようですね。

色々な記事があるのですが、ペプシコとしては、「信頼性の高い3つの研究により、アスパルテームがガンを引き起こすことを示したので、消費者がより良いものを選択するようにした」、と言ってるようです。

で、新製品にはスクラロースとアセスルファムKを使用するとの事で、まぁ選択肢としては至極当然の組み合わせだと思います。

ただ、日本での発売は特に言及されておらず、未定のようです。

 

ちなみにコカコーラは既に市販のコカコーラゼロにはアスパルテームが含まれていません。

いつの間に?

コカコーラゼロフリーって方には入ってるみたいですけど。

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さて、これらの合成甘味料と、そもそも天然由来の天然甘味料であるトレハロース、マルチトール、キシリトール、ステビア、エリスリトール、甘草、羅漢果など、血糖値にまったく、あるいはほとんど影響を与えないと言われる糖質について、ちょっと考えてみたいと思います。

アスパルテームの発がん性に関しては、ここでは触れませんのであしからず。

 

合成甘味料は人工的に作られた、天然には存在しない甘味料です。

そしてこれら合成甘味料は確かに摂取後の血糖値には影響を与えません。

実際管理人もアスパルテーム入りのコカコーラゼロを飲んで試してみたんですが、誤差の範囲で有為な変化は認められませんでした。

面白くなかったので記事にはしてませんけど・・・;^_^A

 

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ただ、血糖値を上げないから良いのか、というと、そこに「ちょっとまった!」という声も上がってます。

一人抄読会」というブログで拝見したとある一つの研究結果の邦訳によると、

ASBを飲んでいた群は飲んでいない群に比べ7-8年間の体重増加が大きく、この検討ではASBが体重減少や体脂肪率の低下にsつながるという結果は得られていない。

ASBを飲んでいた群は飲んでいない群に比べ、メタボリックシンドロームのリスクが増加することが示されている。またASBとSSBのメタボリックシンドロームの発症リスクへの影響は同等とされている。

ASBの飲用でもSSBの飲用でも2型糖尿病発症リスクは増加することが示された。

1日2回以上のASBまたはSSB飲用で冠動脈疾患リスクが増加することが分かり、1日1回以上のASB飲用で高血圧のリスクが増加することが分かった。1日1回以上のASBによる血管イベントのリスクは、SSB飲用によるリスクと同等であることが示されている。

ASBというには人工甘味料を使った清涼飲料水、SSBは従来のショ糖を使用した清涼飲料水のことです。

ということは、ですよ。

 

少なくとも人工甘味料を使用した「清涼飲料水」を飲んでいる場合、上記リスク等があるんじゃなかろうか、ということになります。

つまり、メタボや2型糖尿病の発症は抑えられないんじゃないか、と。

 

こりゃ一大事。

 

血糖値や摂取カロリーを上げないように選択してるのに、それでもメタボや糖尿病になるリスクが変わらないってどういう事?

 

この研究結果を良く読んで行くと、次のような仮説が提示されています。

ノンカロリー人工甘味料で甘味を感じると、甘味を感じた後のエネルギー摂取がないため、そのエネルギー不足を代償するように生体が働くのではないか。

ここで言う「代償」というのは人間の生理的な反応に関する事です。

つまり、「甘い」と感じたんだけど実際には「甘いものが摂取されてない」ということに身体が気づき、その結果本来「甘いもの」を摂取したときに行うべきことをやめて、別のことを行う、ということになります。

これって、結果的に「糖質足りてないんじゃね」って身体が考えて、「じゃ、その分なんとかしなきゃね」と行動を起こす、ということになります。

そして

ノンカロリー甘味料は、通常のショ糖による甘味料の摂取では起こるはずの、脳とホルモンの反応を減弱させる可能性がある

という仮説にたどり着いてます。

そうなるとどうなるんでしょうか?

 

甘い」ものを摂取すると、本来はインスリン分泌が促されます。

小腸ではインクレチン類が出ますし膵臓も血中グルコースに反応するんですが、脳も「甘い」という信号にしっかり反応していてそれに加担してます。

それが「甘い」と感じたのに実際には糖質が摂られていないと気づいた脳は、次から「甘い」と感じても「それは糖質じゃない」と判断して、インスリン分泌を行わせなくなる、場合に寄っては逆の抑制に働く可能性がある、ということになります。

結果的に血中のグルコース濃度、つまり血糖値が高くなりやすくなるわけです。

血糖値が高くなってもインスリンがあんまり分泌されなくなる・・・耐糖能異常ですよね。

 

・・・ん〜、困った。

これじゃ逆効果だ。

 

それに人工甘味料でなくても同じ理屈は糖アルコールなどの天然甘味料にも言えることで、エリスリトールだって万能じゃないことになります。

 

ただし、この研究結果(の邦訳)を再度よく読んでみたのですが、どこにも「1日にどれくらい飲んでいたのか」は記載されていません。

つまり、1日紙コップ1杯なのか、毎食なのか、あるいは1日に500mlなのか・・・わからないんです。

それにあくまで「清涼飲料水」に限っての言及であり、食品や食材、料理そのものについても言及されていません。

そのため非常〜〜〜に曖昧な部分もあるわけです。

 

気になる方は是非直接、一人抄読会をご覧になってください。

ちなみにここ、いろんな論文や研究発表を邦訳してくださってて、大変ありがたいです。

管理人もだいぶ読みふけりました。

ただ、難しい話が多いですけど。;^_^

 

まとめです。

 

 

人工甘味料を含む清涼飲料水は、人間の脳とホルモンの作用を狂わせる可能性がある。

ただし、その摂取量や摂取形態については、まだ何もわかっていないし、そもそもその作用機序も不明である。

故に、人工甘味料を含む清涼飲料水の摂取には、注意が必要である。

 

 

ということになります。

 

ん〜、ちょっともやもやした感じですけど、結局は自己責任で、ってことですよね。

さ、これを知った上で、それでも甘いものを摂るのか摂らないのか・・・

 

それはあなた次第です。

 

・・・あ、管理人は適度に摂りますよ〜〜〜

だって好きだし;^_^A

 

 


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