シン・トウシツセイゲニストノキモチ

主に糖質制限と糖尿病に関する話題を中心に、日々の記録と見つけたものや気になった記事、話題を綴っています。

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ケトン体を利用する臓器たち

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      2015/09/30

さて、ケトン体を使える細胞はミトコンドリアを持つすべての細胞なのですが、肝臓だけは例外でミトコンドリアは持ってますがケトン体を使いません

これはケトン体を生成しなければならない状況、つまりグルコース(ブドウ糖)が潤沢でない状況となり他の細胞のエネルギー源を供給しなければならないため、自らは使わずにケトン体として血中へ放出しているためと思われます。

ケトン体を重要なエネルギー源としている臓器は、主に心臓、腎臓、骨格筋(筋肉)です。

特に心臓はそのエネルギー源の7割を脂肪酸やケトン体から得ている臓器で、糖質を長時間摂取しなくても肝臓の糖新生によるグルコースがあれば十分働けるわけです(もちろん肝臓の糖新生が正常にしっかり行われていることが前提でしょうが)。

最近は再生医療の分野において、心筋細胞を作り出す際に他のES細胞やiPS細胞と分けるため、グルコースのかわりに乳酸を与えることで心筋細胞のみを精製することが出来るようになっているようです。

心臓はグルコース無くても動けるんですね。ただ、乳酸は必要なようなのでそれはどこから補給するのかはまた別の話になると思いますが、少なくともグルコースそのものが少ない状態で十分動けるのだということは間違いないようです。

この他、骨格筋も主として脂肪酸やケトン体を利用することがわかっています。こちらもグルコースが十分ある時はそちらを優先して使うようです。

さて、では何故人はグルコース=ブドウ糖=糖質を好んで摂取するんでしょう?

何故糖尿病なのに糖質を摂取しなければいけないと医師たちは言うのでしょう?

その辺はまた別の機会に考えてみたいと思います。

 


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